自由に行動するためのマネー戦略では、
基本的には給料から、結婚して子供を育て、家を建てて、子供の教育費を出して、更に、退職後の生活に向けたお金を残すことに焦点をあて組み立てることが重要です。
結婚が遅くて一人目の子ができる年齢が遅くなると、二人目、三人目を育てるのが定年時期との関係からも経済的、年齢的に難しくなってきます。
30年が人生の区切りと考えると、30歳までに一人目を作ると、二人目、三人目ができても定年60歳までに社会人にすることができます。
家については、実家に住んで住宅ローンが掛からないのが理想ですが、私の周りを見渡しても、殆どが、実家から独立して夫婦と子供で一家を構えています。
多くは、住宅ローンを使って60歳から65歳までには返済が終わるようにされてます。40代前半までに住宅ローンを組んで都心に近い家を持つためには、20代後半には結婚して30代後半にはある程度まとまった頭金を夫婦で作ることが重要になります。
次に子供の教育費です。
これも結構かかります。中学受験して私学中高一貫校に通わせるか、公立中高で並行して塾や予備校を通わせるか、国立大学に行けるか、私立大学になるのか、私大なら理系か文系かなどによっても学費が大きく違ってきます。
一般的には公立中高から国立大に入れば有難いですが、子供の意向もあるのでなかなか都合よくは行きません。通える範囲に塾いらずの面倒見が良い中高一貫校があれば、そちらに通わせるのが良いと思います。同じような境遇の子供達と学校システムに乗って勉強に励み現役合格を目指して頑張ってくれるので、親としてほったらかしで良いので安心です。
以上、自由に行動するためのマネー戦略にとって、賢く対処することが重要な三つの事(早めの結婚、家の購入、教育費)について書きました。
参考になれば幸いです。